Curea(UV硬化センサー)
Curea(キュレア)とは?
UV硬化樹脂の硬化度合いを リアルタイムに 定量的に可視化。これまで不可能だったインラインでの全数検査を実現し、品質向上と製造効率向上を両立する評価装置です。
デモンストレーション動画
Cureaに関する簡単説明動画
※東京ショール―ムは2020年10月で終了いたしました。今後は大阪ショールームを是非ご利用ください。
さらに詳しい技術説明はこちらから。
過去の講演内容からCureaのことを丸ごとお話しいたします。
製品の外観、仕様は改良のため、予告なく変更する事があります。
硬化度合い”をリアルタイムで定量的に可視化
サンプルに触れることなく測定ができるため、インラインでも非破壊の検査が可能です。“硬化度合い”を定量的に、リアルタイムモニタリング可能です。UV硬化樹脂によるフィルム接着など、サンプルがガラスやフィルムに挿まれている場合でも、そのまま測定することが可能です。
非破壊・非接触・連続計測
生産ラインからの抜き取りや、破壊検査が不要です。非破壊/非接触で、連続的なモニタリングを可能とします。
高い導入レイアウト自由度
小型・軽量で構成がシンプルな為、ロボットアームへの取り付け等、生産ラインへの自由度の高い導入レイアウトが可能です。
データの蓄積、分析、トレーサビリティー性
専用ソフトウェアを活用することで、品質と生産性の更なる向上と両立、トレーサビリティ性の向上をサポートします。
リアルタイムで測定
インラインの検査に最適(アナログ出力)
照明下で測定
室内照明や硬化用紫外線下でも安定した測定が可能です。
硬化状況を(硬化用)紫外線を照射しながら測定することができ、経時変化を観察することが可能です。
被測定物に合わせた機器選択が可能
実際のサンプルを測定し、被測定物にあった機種を選定させていただきます。
小型・取り付け簡単
センサーヘッドが小型で軽量(約900g)なため自動ステージやロボット等に取り付けることが可能です。
- UV接着
- UVコーティング
- フィルムラミネート
- UV塗装
- ナノインプリント・レジスト
【 蛍光 】は光エネルギー(UV光)を吸収した時、分子の中の電子が励起状態になり、基底状態に戻る時に発せられます。
本装置では、内蔵する微弱なUV光を励起光とし、被検体から発する蛍光を検出しています。
紫外線硬化樹脂では、多くの場合、硬化が進むに連れて蛍光が変化するため、硬化状況を測定することが出来ます。
【1】はUV硬化センサーにて蛍光値を測定したもので、【2】はFT-IRを用いて反応収率を測定したもの。
両データを比較すると、同じ傾向をもった曲線を描いており、UV硬化センサーを使用することにより分析手法と同様の結果を簡単に得られる。
【ロール状シートの張り合わせ製品】の生産ラインでの使用例
生産管理:【ロール状シートの張り合わせ製品】に使用するUV硬化樹脂の硬化判定検査
簡易ステージ | 高さ調整機構付き |
---|---|
データ取込ソフト | ソフト+AD変換+PC |
海外用電源 | 電源、コンセントプラグを海外仕様に変更 |
ジュラルミンケース | 保管、搬送専用ケース |
マッピング用自動X-YステージタイプはUV硬化センサー+自動ステージ マッピングシステムよりご覧下さい。
Caisits オプション品 『標準蛍光物質』のご案内
このたびアクロエッジでは、表面改質センサー『Caisits/カイシツ』用のオプション品、標準蛍光物質の販売を開始いたしました。
これは出荷時、性能検査で用いている標準物質です。
標準蛍光物質がお手元にあると、センサーの測定基準値の許容範囲内かどうかを、お客様のタイミングで調べることができます。また、装置の異常の早期発見にもつながり、高い品質管理を維持することが可能です。お気軽にお問合せください。