製品情報

表面改質センサー Caisits

表面改質の改質度合いを リアルタイムに 定量的に可視化

特許第5818125号

Caisitsを用いた測定がJIS規格に!(新市場創造型標準化制度に採択されました)

Caisitsは、プラズマ処理,コロナ処理,フレーム処理、めっき処理等 の表面改質レベルの判別用途の製品です。

表面改質の改質度合いを リアルタイムに 定量的に可視化。これまで不可能だったインラインでの全数検査を実現し、品質向上と製造効率向上を両立する評価装置です。

 

 

 

 

 

 

詳細の解説動画はこちらからご覧ください。


◆表面改質処理の必要性

高分子機能性プラスチックフィルムは包装用途や一般用途のみならず、情報機器などの高機能製品など広く産業分野にて使用されており、近年では自動車の内装なども木目調などのデザイン目的で印刷されたフィルムが使われています。

例えば、包装用フィルムでは印刷がうまく印刷できるように事前にフィルムに表面処理を行います。また液晶TVなどのディスプレイなどに用いられる偏光板、反射防止フィルムなどは多層フィルムになっており、それぞれのフィルムにプラズマ処理、コロナ処理などの電気的処理を行い、表面を活性化させ張り合わせ時の製品の均質化を図っています。


非接触・非破壊で測定

サンプルに触れることなく測定ができるため、非破壊の検査が可能です。測定感度は従来比10倍。フルモデルチェンジが実現し、プラズマ・コロナ処理前・処理後の差異がよりはっきりと判別できるようになりました。

測定原理

プラズマ・コロナ処理等によって表面改質された物質の表面に紫外線を照射すると、その表面から蛍光が放射されます。放射された蛍光量を測定することにより、改質の有無・定量性が測定できます。

広がる用途

近年、プラズマ処理やコロナ処理などの表面改質処理後の検査だけでなく、電子基板などの汚れ検査、表面の油の検出、及びその他洗浄時などの検査にも効果的であることがわかってきています。さらに近年では、自動車軽量化にかかわる各工程での表面状態の検査にも多く注目されるようになってきました。

有機 EL,液晶ディスプレイ製造 自動車内装,外装部材の表面処理 高機能フィルム製造 半導体製造工程内での前処理,後処理 接着,印刷,コーティングの前処理 油膜除去, 洗浄時, 汚れ検査, はがれ検査

側定例

◆まずはお客様のサンプルをお試しください

アクロエッジでは、サンプル測定やデモ機のレンタルでCaisitsをお気軽にお試しいただくことができます。表面処理後の表面改質度合いをどのように見える化できるのか、お客様の目で是非確かめてください。その他、「汚れ」「はがれ」など表面状態の評価にお困りのお客様、是非一度アクロエッジにお問い合わせください。

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Caisits  オプション品 『標準蛍光物質』のご案内

 

このたびアクロエッジでは、表面改質センサー『Caisits/カイシツ』用のオプション品、標準蛍光物質の販売を開始いたしました。

これは出荷時、性能検査で用いている標準物質です。

標準蛍光物質がお手元にあると、センサーの測定基準値の許容範囲内かどうかを、お客様のタイミングで調べることができます。また、装置の異常の早期発見にもつながり、高い品質管理を維持することが可能です。お気軽にお問合せください。

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